脈診など東洋医学的な診断を大切にし個人の体質に寄り添う鍼灸(はり・きゅう)治療
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funaki

経絡とは     (寸口脈診とは何か! その二の続き)

古典鍼灸学の基本中の基本である「経絡」と「気血」について今少し記述する。経絡とは、人体の基本的構成物質である気と血の通り道を指す。経絡の内外を絶えず気血が巡りゆく事で生命活動を維持している。つまり気血の不足や停滞や偏重が …

はり・きゅうの免疫効果について

久しぶりのブログ更新になってしまいました! 最近、「免疫を上げるツボってあるの?」「三里にお灸しておけば、マア大丈夫でしょうよ」なんてお話を冗談まじりにすることがあります。 【昔から、免疫つけるには「足三里」】 これは有 …

重度の肩こり

女性 学生 20代 ●病歴 3-4年前より、起床後突き上げるような肩・首の痛みがあった。数日後痛みが解消されたと感じたが、徐々にまた痛みが戻ってきた。ここ2年以上、吐き気を伴う頭痛になやまされている。 MRIで頸椎や肩部 …

子宮筋腫に伴う痛み・頻尿

女性 事務 30代後半 ●病歴 30代前半にピンポン玉程度の筋腫を触知。経過観察でいたが、2~3年で、腹診で20㎝程度まで成長し、最近になって就寝時、体勢を変えると尿意を伴うので気軽に動けない。尿意が始まると眠くなるまで …

寸口脈診とは何か! その二

寸口脈診成立の所以 脈診部位の領域は、体全体の広大さからすると、せいぜい30~40ミリ程度(『難経』では1寸9分と表現)である。皮膚表層にあり、しかもこんなに狭い一部分からなぜ六蔵六府の虚実や体全体の生理的変化・病的変動 …

むずむず脚症候群

女性 会社員 30代 ●病歴 3年前ころより、就寝前の不安感が大きくなると共に足がぞわぞわして入眠できなくなった。外来にてむずむず脚症候群ではと指摘され、安定剤と抗不安薬を処方された。脚の症状は大部軽減したものの、半年前 …

繊維筋痛症

女性 会社員 40代 ●病歴 5-6年前に突然発症した。当時は抗うつ薬で楽になったが、28年頃から痛みが強くなった。 痛みで左下肢に力が入らず歩けない。両腕が痛い。左腕から親指にかけてのしびれ。背中も痛い。ほぼ全身に市販 …

強い残尿感と痛み

●50代女性 主婦 ●病歴 2か月前より、排尿した後、強い残尿感と痛み、ジーンとする膨満感がある。泌尿器科にてエコー検査を行ったが、特に細菌が検出されないと言われた。ごく軽い膀胱炎でないかとのこと。婦人科ではホルモンが減 …

タマリンド成長日記♪

  ご安心ください(^^)これは巨大な幼虫ではありませんし、モスラでもありません!東南アジアなどでとれる、 マメ科の果物なんです。 コロンとして可愛いでしょう!顔書きたくなっちゃいますよね♪ この堅い殻の中には …

顔面のひきつれ、後側頭部の痛み

60代男性 退職後塾講師 ●病歴 一年前より時折、左の顔面が引っ張られるような感覚がある。最近になり、力が入らず水など流動物がもれる時がある。加えて一か月前より左の後頭部~側頭部に痛みがある。大学病院を受診、MRI・CT …

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