開院35年の実績と経験
人間の身体は、広大な宇宙と同様、複数の要素から成り、巨大でありながら、また非常に細微なシステムです。人体を構成する細胞、組織、器官はおのおのの規則により活動していますが、その要素間には精巧な情報網が張り巡らされ、相互作用が働いています。
東洋医学は、‶部分は全体を示し、全体は部分を示す″という宇宙自然の階層組織の一面を、診察法・治療法に生かし、ご本人の訴えの箇所の背景にある、全身の根本的な原因の解決にあたるのが最大の特徴です。
開院より35年、全身治療でゆっくりと向き合う施術
脈・舌・腹はもちろん、足の裏、首のうしろ、顔、腕、耳の中にまで五臓六腑の状態を診ることができる場所があり、つぼも、全身いたるところにあります。その調整により、思わぬ症状が改善した、ということは、よくあることです。
ですから当院では開院当初より、局所治療や、決められた時間で施術を無理に調整することなく、どんな疾病であっても全身をゆっくりと診察させていただいております。気になさっている症状は全てお伝えください。
※痛みが姿勢や時間を制限する場合は、この限りではありません。
院内は常に清潔を心がけ、安心安全な鍼灸施術を行っています。
鍼灸師
鍼灸師プロフィール
院長 船木順子(保有国家資格:柔道整復師・はり師・きゅう師)
1952年 千葉県旭市にて出生
1975年 玉川大学文学部芸術学科演劇専攻卒業
1978年 東京鍼灸柔整専門学校 柔道整復・鍼灸専科卒業
1980年 東京大田区東雪谷にて開業
1984年 夫の実家である秋田に移転し開業
学生の頃より沖正弘氏からヨーガの神髄を、五来長利氏より自然食・自然療法の指導を受け、現在まで各方面にて研鑽を積む。『健康は自分の内にあり。自分の中に治す力、癒す力を持っている』が信条です。三児の母であり、妊娠、育児、介護、あらゆる日常生活の中で、常に鍼灸と自然療法の身近におり、年取るごとにその素晴らしさを実感する日々です(^^)
皆様とお話しするのが大好きなので、何かお困りのことがあれば、お気軽にお尋ねください、鍼灸のこと以外でも、私の経験の範囲で、できるだけアドバイスをさせていただきたいです。
趣味はニットソーイング、パン作り、演劇です。
船木優子(保有国家資格:はり師・きゅう師)
1982年 東京大田区にて出生
2004年 東海大学教養学部国際学科卒業
2011年 赤門鍼灸柔道専門学校鍼灸科卒業後、地元秋田へ戻り修業を積む。日本鍼灸師会会員
2021年 国立大学法人秋田大学大学院医学系研究科 非常勤講師 ~現在に至る
大学卒業後は、数年間、タイで日本語教師、カンボジアで日本語を教えながら商社で働き、色々な経験をさせていただきました。その中で、中国の方の気功・鍼灸を受け、自分の世界が広がったことで、帰国しこの道を志すことに。鍼灸学校卒業後は、父であり師匠でもあった船木寛伴の東洋医学人生の神髄ともいえる「脈診」をはじめとした診察法と臨床技術を身に着けるため、帰省、現在に至ります。
若いころは自身の健康に無関心で、今から思えば、毎日身体を傷みつけるような生活を送ってきました。この世界に入って実際に、健康維持とは斯くあるべき多くの点に気づかされました。また、来院される皆様のお話、お身体を通して、人間の生命の強さ・素晴らしさを教えていただくことがたくさんあり、感謝の日々です。
趣味/将来の夢/妄想・・・★★☺★★★★★
アフリカンシクリッドの巨大水槽(フロントーサをメインに・・✨)を持つことと、スクロヴェーニ礼拝堂へ行くこと、ZZR1100を乗りこなしてみたい☺(←400でもへっぽこでしたけど・・)そして愛犬と共に毎週キャンプへ・・🎶 ジョット、アンリ・ルソー、星の王子様、藤沢周平、ボブマーリーがエッセンスです♪
前院長 船木寛伴(ふなき ひろとも)
(写真は生まれ故郷、男鹿半島 鵜ノ崎海岸にて撮影)
昭和25年1月14日、秋田県男鹿市に生まれる。昭和48年、中央大学法学部卒業。同大学空手部に所属し、江上茂、広西元信両師範の教えを受ける。松濤館空手5段。空手を通じて東洋医学の世界を知る。昭和53年、東京鍼灸柔整専門学校卒業。在学中から木村弘先生に師事し、鍼灸医学の素晴らしさを教わる。二階堂瑞峯先生のニ階堂塾に入り、古典的脈診法の基礎を学ぶ。昭和57年より松本善之助先生に師事し、日本至高の古典『ほつまつたへ』を学び、「和漢自然思想」の魅力に惹かれる。平成2年10月から1ヶ月間、中国甘粛省にて中国鍼灸・気功療法を研修。日本鍼灸師会会員・秋田県鍼灸師会会員・赤門鍼灸柔整専門学校教員専攻科非常勤講師 歴任
<<当院の目指すもの>>
・機械的世界観から生命的世界観へ
・要素還元主義から全包括主義へ
・性能・効率による評価から意味・価値による評価へ
・言語による知の伝達から非言語による知の伝達へ
・静的構造から動的プロセスへ
-『生命論パラダイムの時代』(ダイヤモンド社)より-
著書に関して こちら