ねぶた2

東日本大震災から始まった「東北六魂祭」。今年はなんと秋田で開催だったんですね!(もっとそこをPRして下さいよ~秋田市!)

ということで、5月30日(土)、31日(日)の二日間、皇漢堂はお休みではなかったのですが、30日の夕方だけ抜け出して行ってみました!昨日のことです。

ねぶたを観た記憶が幼少期なもので、今回はどうしても観たい!福島のわらじ祭なるものも気になる・・

と熱い思いで自転車を漕ぎこぎ、ドンキホーテへ駐車後、パレード会場へ。

到着時、「一旦休憩を挟んだ後、最後のパレードを開始いたしま~す」と綺麗なお姉さんの声。

やった~!時間帯もいい感じに間に合った!夜に映えてさぞかしねぶたも綺麗だろうなあ・・・でもわらじは大丈夫かな?ちゃんと見えるかな?と悶々しつつ、すりすりと人混みに割り込み、図々しくまあまあ良い位置をゲット。

かんとう112メートル、45個の稲穂、全50本の竿燈が出揃いました!

どうやら、一番初めは竿燈のようです。ははァ・・・やっぱり今年は秋田ですからねっ 他県の皆さん、十分竿燈を堪能して下さい(^^)ウフフ  私の前にいたカップルさんが秋田以外の方言丸出しだったのも、テンションが上がります♪

うんうん、良く他県から秋田までデートに来て下さいました♪ (って大館とかの訛りだったりして。若手秋田市民にはわからんからね)

ピー!! 竿燈が上がる合図です。この瞬間大好きです。夕暮れ時に稲穂に見立てた提灯が次々と空を染めていく・・・

まあ竿燈の説明は良いでしょう。私は市役所周辺の十字路で観ていたのですが、おそらく、その場を担当していた竿燈会の演技が一番ではなかったかと思います。挙げていたのは熟練した年配の方だったのですが、竿のひねりがすごいすごい!!途中で竿をどんどん足していってからの演技が絶妙です。

終了の笛が鳴ってから、狙ってたのかなあ、みんな竿を下げる中、一人、竿がしなる演技を見せつけてくれました。ほとんど90度?!

かんとう2竿の継ぎ足しに、「おお~!」の歓声が。

他県の人々の声(と予想し希望する)「すごいすごい!しなってる~怖い~折れる~~!え~なんで折れないの~!?」

私「フフフ 竿燈の竿は絶対に折れないのよ 多分・・・ 何で?えーと、聞かれても困るけど・・・」

かんとう3まだまだ、しなり途中ですこの竿は!

また綺麗なお姉さんの声で「一旦休憩で~す」 とのことなんで、いよいよ!!他5県のお祭りが見れるのね!わくわくしていたら、穂積市長の声。「では!今日最後の竿燈で~す!どうぞ十分にお楽しみください-!」  エッ??

イヤ、もう十分楽しんだって。また竿燈なの?  (「また、竿燈?」 これ、会場内の3分の1以上は思ったんじゃないだろうか、穂積さんよ。)  何だか嫌な予感・・・

そして、竿燈第2部が始まり・・・あれ、今何分?ねぶたは?わらじは?

もうパレード終了間際19:00過ぎですが・・・

ということで、19:20。パレード終了。後ろから案内のお兄さんの声。「本日のパレードは終了いたしました-どうぞ前にお進みくださ-い!他の祭が見れることはありませ-ん!本日は終了で-す!」・・・非情。

今日1日で約半年分の、喉の炎症とストレスが溜まったと思われる、苛ついたお兄さんの声に押されながら、泣く泣くドンキホーテに帰ることに致しました。

でも、日頃の行いがよいのか、帰る途中、何か異様なバカでかいもの担いだ男たちが・・・よおく見ると、・・・わらじだ!! わらじを担いでいる! それぞれの会場にお帰りになるんですね。良かった~さっさと帰らないで♪ そんな訳で、それぞれ祭の雰囲気だけは楽しめました。

わらじ1何か持ってる!わらじだわらじだ! 観客「わらじ~!!」とラブコール

わらじ2ザッザッザッ・・・去ってゆくわらじ・・・

はながさ1シャンシャンシャン♪ 何だ?  鈴音と共に♪  これは山形花笠ですね。

はながさ2可愛いお姉さんたち。 「お~(^^)!」と色めき立つ男性観客。

 さんさ1何だこりゃ。

さんさ2そうか、岩手さんさ踊りかしら。太鼓もあるし!

ねぶた1きました!きました!あのどぎついネオンは・・・!!

ねぶた3うお~!(感動)

 

ねぶた4山車の下はこうなっているのか!お疲れ様!かっこいい~!

 

 ねぶた6う~~ん!やっぱり本場が見たい!山車後ろ姿。

なまはげどこか役所関連の建物の中。こう見ると、なまはげもねぶたに負けてない?

2日目のなまはげ太鼓、楽しみだな♪ トイレに行きたい~~!!どこも行列です。

 

たなばた

秋田駅前アーケード。そういや宮城の「すずめ踊り」だけ見れなかったなあ~と考えてたら、これはこれは!仙台の七夕ですね♪ 何か仙台のアーケードを想い出すなあ~~。鍼灸学校が仙台だったのもので。

本場仙台バージョンは飾りのびらびらが顔にぶつかるくらいの位置に吊されるのです。急いでたりなんかすると、堪能するどころか、邪魔でしかないのですが(笑)

規模は仙台に大負けだけれど、秋田の方が新しくてきれいだよ~♪(距離、短すぎるけど)

 

最後に・・・今まで詳しく知らなかった!東北六大祭の由来について。(インターネットより)

 ①「秋田 竿燈まつり」・・・

  竿燈全体を「稲穂」、提灯を「米俵」に見立てて、その年の豊作を祈る。「ドッコイショ~ドッコイショ!」

②「青森 ねぶた祭」・・・

 「眠たし(ねむたし)」の語幹に由来する説あり。。かつて青森各地で見られた「眠り流し」の行事が発展したものといわれる。 眠り流  しの行事は、七夕に木の枝や藁人形を流すもので、秋の収穫期を前に、労働を妨げる睡魔をはらうために行われた。

 ねぶた?ねぷた?その違いは・・・

 青森ねぶたは戦勝の祭りで、弘前ねぷたは戦への出陣の祭りと言われている。ねぶたは青森ねぶたは「動」、弘前ねぷたは「静」の祭りと表現される。 う~む・・・かっこいい!ラッセラ~!!跳ねたい跳ねたいっ!

③「岩手 盛岡さんさ踊り」・・・

 藩政時代より踊り受け継がれてきた”さんさ踊り”の起源は、三ツ石伝説に由来する。

 南部盛岡城下に羅刹鬼(らせつき)という鬼が現れ、悪さをして暴れていた。そこで里人たちは、三ツ石神社の神様に悪鬼の退治を祈願。その願いを聞き入れた神様は悪鬼たちをとらえ、二度と悪さをしないよう誓いの証として、境内の大きな三ツ石に鬼の手形を押させた。(岩に手形…これが”岩手”の名の由来とも言われている。)

 鬼の退散を喜んだ里人たちは、三ツ石のまわりを「さんささんさ」と踊ったのが”さんさ踊り”の始まり。 

 シャンシャンシャン♪

④「山形 花笠まつり」・・・

 紅花をあしらった花笠。(ジブリのおもひでぽろぽろを想い出します・・・)昭和38(1963)年に蔵王の観光開発とPRと目的に「蔵王夏まつり」が開催。花笠まつりはその時のイベントの1つだったが、昭和40(1965)年から単独の「山形花笠まつり」となる。蔵王大権現の山車を先頭に、「ヤツショ、マカショ!」とかけ声とともに花笠太鼓が響きわたる・・・

⑤「宮城 すずめ踊り」・・・

 慶長8(1603)年に、仙台城の新築祝いの式中、泉州・堺(大阪府堺市)から来ていた石工たちが即興で披露した踊りで、伊達家の家紋が「竹に雀」だったことに由来する。

「仙台七夕祭り」・・・

 仙台七夕祭りは、古来から、武家屋敷、商人町を問わず、軒並みに七夕飾りを立てていた。しかし、明治維新の改革後、七夕祭りは一時衰退、復活したのは、昭和三年に開催された東北産業博覧会がきっかけだった。 

 仙台商工会議所と七夕祭協賛会が市内の町内会に呼びかけて、博覧会終了後に七夕祭りを実施、初めて飾り付けのコンクールが行われ、大盛況のうちに三日間の祭りは幕を閉じた。こうして仙台の七夕祭りは少しずつ豪華となり、今では日本一と呼ばれるようになっている。

⑥「福島 わらじまつり」・・・

 江戸時代から続く、「信夫三山(野山・羽山・羽黒山の三峰で構成され、合わせて信夫三山と呼ばれている。) 暁まいり」を参考に、昭和45(1970)年から福島市民の健脚を祈って始められた。祭のわらじの大きさは日本一の大きさを誇る。(そりゃそうでしょうね) 歌枕で知られる信夫山は、福島市の中央部にあり、その信夫山にある羽黒神社の大わらじ(長さ2メートル、重さ2トン)は日本一とされ、毎年2月の「暁まいり」に奉納されている。  きゃ~わらじ~♪(^^)!

ということでした。2日目も晴れるといいなあ・・・